小渕健太郎がまだストリートでの演奏活動を行っていた1997年、二人は結婚している。当時、彼はアパレル会社で働くサラリーマンであり、音楽で食べていくという保証はどこにもなかった。そんな不安定な時期に人生を共にすることを決意した彼女の決断は、現在のコブクロの成功の原点と言えるだろう。
大阪の路上で黒田俊介と出会い、コブクロを結成したのが1998年。つまり、妻は彼が「ただの音楽好きの青年」だった頃から、その才能を信じて隣にいた唯一無二の人物なのだ。売れない時代のお金のやりくりや、精神的な葛藤を一番近くで受け止めてきた歴史がある。