Q1:物件資料に「公営水道」と書いてあれば、引き込み費用は一切かかりませんか?
A1:いいえ、費用がかかる場合があります。物件資料に「公営水道」と記載されていても、それは「前面道路に公営水道の本管がある」ことを意味しているに過ぎないケースがあります。敷地内に引き込まれていない場合は数百万円の工事費が必要となり、すでに引き込まれていても口径が細い(13ミリなど)場合は、20ミリへの増径工事費用や追加の水道加入金が発生することがあります。
Q2:公営水道と私営水道は、蛇口から出る水の味や品質に違いはありますか?
A2:公営水道は水道法に基づき厳格な51項目の水質検査が常時義務付けられており、病原菌や有害物質に対する安全性が公的に担保されています。私営水道も水道法や各自治体の条例による規制を受けますが、水源が地下水(井戸水)である場合、ミネラル豊富でおいしく感じられることがある反面、豪雨時の濁りや配管設備の劣化による水質変動リスクは公営水道より高くなります。
Q3:私営水道を公営水道に切り替えることは個人で可能ですか?
A3:個人の一存だけで切り替えるのは非常に困難です。私営水道から公営水道へ接続を切り替えるには、前面道路まで自治体の公営本管を延伸する必要があり、私道を通る場合は全所有者の承諾書が必須となります。さらに、団地全体で切り替える場合は数千万円規模の工事費を住民全員で分担する必要があるため、合意形成が難航して頓挫するケースが少なくありません。