虹は何色?世界の驚きの常識とニュートンが7色にした理由を徹底解明

虹は何色?世界の驚きの常識とニュートンが7色にした理由を徹底解明

虹は何色?世界の驚きの常識とニュートンが7色にした理由を徹底解明に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

世界中でこれほど色の数に差があるにもかかわらず、なぜ日本や近代科学において「7色」が標準規格のようになったのでしょうか。その決定的なルーツは、万有引力の法則で知られる17世紀の天才科学者アイザック・ニュートンの研究にあります。

1666年、ニュートンは暗室に差し込む太陽光をガラスプリズムに通し、白色光が様々な色の帯に分かれる現象を発見しました。これが現代光学の基礎である光の分散とスペクトルの仕組みです。光は波長によって屈折率が異なるため、太陽光に含まれる光線がガラスを通過する際に扇状に広がり、鮮やかな色彩のグラデーションが現れます。

興味深いことに、ニュートン自身も実験の初期段階では、観察されたスペクトルを「赤・黄・緑・青・紫」の5色として記録していました。しかし、彼は最終的に「橙(Orange)」と「藍(Indigo)」を付け加え、虹の色を「7色」と結論付けたのです。

ニュートンが7色にした理由の核心は、当時のヨーロッパにおける自然哲学と音楽理論の融合にありました。ニュートンは古代ギリシャのピタゴラス音階思想を強く信奉しており、「宇宙の調和は数学的な秩序で統一されている」と考えていました。西洋音楽の1オクターブが「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の7音(全音5つと半音2つ)で構成されているのと同様に、光の調和も7つの構成要素を持つべきだと強く確信したのです。美学的・神秘主義的な整合性を保つために、視覚的に狭い帯域である「橙」と「藍」があえて追加されました。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。