店頭のショーケースには、常時10〜15種類前後の色鮮やかなジェラートが並びます。訪れた人々を大いに悩ませるメニュー選びですが、長年通い詰めるファンや現地取材から見えてきた「外せない鉄板構成」が存在します。
不動の人気ナンバーワンは、素材本来のポテンシャルをストレートに味わえる「ミルク」です。甘味料に頼らず、生乳本来が持つ自然な甘みが舌の上で溶け出します。そして、このミルクと双璧をなす圧倒的看板メニューが「クリームチーズ」です。良質な生乳に上質なチーズの酸味とコクが溶け合い、まるで冷製レアチーズケーキをそのまま頬張っているかのような重厚な満足感を堪能できます。
地元・伊達市や福島県特産の農産物を活かしたフレーバーも見逃せません。初夏から秋にかけて登場する福島の代名詞「桃」や「巨峰」、秋限定の「りんご」「かぼちゃ」、さらに香ばしい風味が男性客にも熱烈に支持される「黒ごま」や「枝豆(ずんだ)」など、季節ごとのローテーションがリピーターの足を止めさせない工夫となっています。
注文スタイルとしては、好みの2種類を選べる「ダブル」が圧倒的多数派です。特に「濃厚なクリームチーズ×爽やかな季節の果実」、あるいは「王道ミルク×香ばしい和風フレーバー」といったコントラストを楽しむ組み合わせが、同店のジェラートを最大限に味わい尽くす黄金比率といえます。