Q1:大相撲の力士が髷(まげ)を結い、塩をまくのはなぜですか?
A1:大相撲は神事としての性格を強く残しているためです。土俵は神聖な場所とされており、塩をまく行為には「邪気を払い土俵を清める」意味と「怪我をしないよう神に祈る」意味があります。また、大銀杏などの髷は江戸時代の武士・町人の風俗を継承した伝統の象徴であり、頭部を衝撃から守る実用的なクッションの役割も兼ねています。
Q2:歴代の横綱は何人いて、どのように選ばれるのですか?
A2:初代とされる明石志賀之助から数え、歴代横綱は70人以上誕生しています。横綱になるには大関の地位で「2場所連続優勝またはそれに準ずる好成績」を収めた上で、横綱審議委員会の推薦と日本相撲協会の理事会決議が必要です。相撲の実力だけでなく、最高位にふさわしい「品格と力量」が厳しく問われます。
Q3:土俵の土はどこから持ってきているのですか?
A3:本場所の土俵には、埼玉県川越市周辺などで採取される「荒木田土(あらきだつち)」と呼ばれる粘土質の土が伝統的に使用されています。適度な粘り気と保水性があり、力士の足腰への負担を和らげつつ、固めると崩れにくい特性を持っています。本場所ごとに呼出たちが手作業で叩き固めて土俵を築き上げています。