トレードマークであるリーゼントヘアにカラフルなスーツ、独特の柔らかな語り口でおなじみのみやぞんですが、公表されている本名は宮園 大耕(みやぞの だいこう)です。「宮園」という苗字は全国的にも比較的珍しく、ルーツとしては鹿児島県など九州地方に多く見られる姓ですが、みやぞん自身は東京都足立区の出身です。下の名前である「大耕(だいこう)」という響きには、大地を力強く耕すような骨太で実直な印象があり、バラエティ番組でみせる天真爛漫なキャラクターとのギャップに驚くファンも少なくありません。
親しみやすい「みやぞん」という芸名の由来について、かつてテレビ番組やインタビューで語られた本人の証言によると、ルーツは中学生時代に遡ります。当時、本名である「宮園(みやぞの)」をもじって、近所の仲間や同級生から「みやぞん」という愛称で呼ばれ始めたのがきっかけでした。芸能界へ本格的に進出する際、誰にでも一瞬で覚えてもらえる響きであり、何より地元足立区の友人たちとの絆を忘れないために、長年親しまれた愛称をそのまま芸名として採用した経緯があります。
幼馴染であり、のちに「ANZEN漫才」を旗揚げすることになる相方のあらぽん(本名:荒木祐)とともに歩み始めた下積み時代から、この名前は常に彼のアイデンティティとともにありました。気取らない本名由来の愛称だからこそ、老若男女を問わず幅広い世代から自然体で愛される土台となったといえます。