Q1:初音ミクなどのボカロは人工知能(AI)なのですか?
A1:初期のボカロは人間の声を切り貼りして繋げる「サンプリング音声合成」でしたが、現在の最新バージョン(VOCALOID 6やSynthesizer V等)には深層学習(ディープラーニング)を用いたAI技術が搭載されています。ただし、自律して思考・会話するAIではなく、人間が入力した楽譜データを人間らしく歌い上げるための支援エンジンとしてAIが機能しています。
Q2:楽器が弾けず、楽譜が読めなくてもボカロ曲は作れますか?
A2:十分に作れます。現在の作曲ソフト(DAW)はマウス操作でピアノロール画面に音符を並べるだけで直感的にメロディを入力できます。また、コード進行を自動提案するツールやドラムループ素材も充実しているため、音楽理論の知識が浅い初心者でもクオリティの高い楽曲を制作することが可能です。
Q3:ボカロ曲をYouTubeやTikTokで使って収益化しても大丈夫ですか?
A3:自身が完全に制作したオリジナル楽曲であれば、ボカロ音源の商用利用規約に従うことで収益化が可能です。一方、他人が作ったボカロ曲をBGMとして使用したり「歌ってみた」を投稿して収益化する場合は、原曲のボカロPが定めた利用ガイドライン(二次利用規約)に従う必要があります。
Q4:UTAUやCeVIO、Synthesizer Vも「ボカロ」と呼んでいいのですか?
A4:商業的な商標としては「VOCALOID」のみがヤマハのボカロですが、リスナーコミュニティや音楽シーンの一般的な文脈においては、合成音声ソフトウェアを用いて作られた楽曲全般を総称して「ボカロ曲」と呼ぶことが定着しています。厳密な区別が必要な専門的議論以外では、広い意味でのボカロとして扱って問題ありません。