ビジネスアカウントを運用する企業やクリエイターにとって、最も懸念されるのはパフォーマンスへの影響だろう。いいね数を非表示にしたからといって、アルゴリズムによる投稿のリーチやおすすめ表示の優先順位が直接的に下落するわけではない。
ソーシャルメディアマーケティングの現場では、単なる表面的なリアクション数よりも、保存数やシェア数、滞在時間、コメントの質といった深い指標が重視される傾向が強まった。エンゲージメント率の算出においても、インサイト画面からアカウント管理者自身は正確な数値を把握できるため、分析作業に支障は出ない。むしろ「他人の目を気にせず質の高いコンテンツを継続投稿できる」という副次的効果を評価する運用担当者も少なくない。