良いことと悪いことは交互に来る?人生の波を乗りこなす科学と教え

良いことと悪いことは交互に来る?人生の波を乗りこなす科学と教え

良いことと悪いことは交互に来る?人生の波を乗りこなす科学と教えについての最新情報をご紹介します。

幸運と不運の連鎖を語るうえで欠かせないのが、中国の古典『淮南子』に記された故事成語「人間万事塞翁が馬」の由来です。国境の砦に住む老人の馬が逃げ出して人々が同情すると、名馬を連れて戻ってきた。喜んだのも束の間、その馬に乗った息子が落馬して足を骨折する。しかしその怪我のおかげで戦争への徴兵を免れ、命が助かった――という有名な逸話です。

この物語が教える塞翁が馬の意味とは、人生の幸不幸は容易に予測できず、起こった瞬間にはその真の価値など分からないという点に尽きます。一見すると最悪の出来事が後の大成功のきっかけになることもあれば、手放しで喜んだ出来事が油断を生み、落とし穴の引き金になることも珍しくありません。

東洋哲学では、良いことと悪いことは対立するものではなく表裏一体であると考えます。コインの表と裏のように切り離せない関係だからこそ、目の前の出来事に一喜一憂しすぎず、大局的な視点を持つことが心の平穏を保つ鍵になります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。