生活者が最も気になるアルミ缶買取相場現在のリアルな数値は、2026年時点の全国主要金属ヤードにおいて1kgあたり160円〜210円前後をマークしています。2023年から2024年初頭にかけての大興資源などの市況データでは159円〜164円水準で推移していた時期もありましたが、直近のスクラップ市場では最高値圏で210円/kgを提示する業者も確認されており、依然として底堅い強気相場を形成しています。
では、家庭で出る空き缶に引き直すとアルミ缶1個の値段はいくらになるのでしょうか。飲料缶の規格重量を基に算出すると、驚くほど具体的な数字が浮かび上がります。
一般的なアルミニウム製飲料缶の空重量は、軽量化技術の進展により現在350ml缶で約15g、500mlロング缶で約20gです。これを基準に計算すると、以下の換算式が成り立ちます。
350ml缶の場合、1kgに到達するためには約67缶が必要です。相場が1kg=160円の場合は1缶あたり約2.38円、最高値圏の210円で買い取られた場合は1缶あたり約3.13円となります。一方、500ml缶であれば約50缶で1kgとなり、1缶あたり約3.2円〜4.2円の換金価値を秘めています。
「たった数円」と受け取るか、「塵も積もればまとまった臨時収入になる」と捉えるかは人それぞれですが、普段無造作に捨てているゴミ袋1袋(350ml缶換算で約100〜150缶)の中には、実は250円〜450円相当の資源価値が眠っている計算になります。