指定暴力団・双愛会のルーツは、昭和20年代初頭の神奈川県横浜市に遡ります。戦後の混乱期、横浜魚市場の荷役労務や港湾関連を取り仕切っていた「笹田一家」の幹部であった高橋寅松初代会長が、自らの傘下勢力を結集して結成した組織が前身となりました。
その後、横浜から対岸の千葉県木更津市や市原市を中心とする内房・臨海地域へ勢力を拡大。昭和30年代から40年代にかけて、京葉工業地帯の急速な発展に伴う各種利権や地域社会の構造変化に深く関与しながら、千葉県内を代表する独立組織としての地位を固めていきました。
1992年の暴力団対策法施行に伴い、千葉県公安委員会から「指定暴力団」としての指定を受けました。巨大組織である六代目山口組の全国進出や関東進出に対しても、単一の広域組織に飲み込まれることなく、地域密着型の独立指定暴力団としての形態を維持し続けてきた稀有な経緯を持ちます。