エアコンをつけると止まらない咳の正体とは?カビ肺炎の危険と治療法

エアコンをつけると止まらない咳の正体とは?カビ肺炎の危険と治療法

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冷房を作動させた瞬間に喉がイガイガし、咳が止まらなくなる最大の原因は、送風ファンや熱交換器に蓄積したカビ胞子の飛散です。エアコン内部は、冷房運転時に発生する結露によって湿度が80%以上まで跳ね上がり、吸い込んだホコリを栄養源としてカビが爆発的に繁殖する絶好の温床となっています。

なかでも代表的な原因菌が「トリコスポロン」と呼ばれる酵母様真菌です。このカビの胞子は直径数マイクロメートルと極めて小さく、呼吸を通じて気道から肺の最深部にある肺胞まで容易に到達します。体内の免疫システムがこれらを有害な異物と認識して過剰に反応することで、気道粘膜に激しい炎症が生じ、反射として激しい咳が誘発されます。

冷えすぎによる自律神経の乱れからくる一般的な「エアコン病」でも喉の違和感や倦怠感を覚えることがありますが、「咳 止まらない 夜 エアコンの風に当たると悪化する」「特定の部屋に入った瞬間だけ発作のように咳き込む」といった特徴的なパターンが見られる場合は、物理的な冷えではなくカビによるアレルギー反応を疑うべきです。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。