偉大な祖父や著名な父親を持つサラブレッドに対しては、インターネット上で「親の七光り」「特別な優遇を受けているのではないか」という穿った見方が囁かれることがあります。しかし、相撲界およびプロレス界の現実を知る専門家の間では、そうした見方は明確に否定されています。
【誤解1:相撲界での特別待遇がある?】
大相撲は極めて厳格な実力至上主義(実力主義)の世界です。土俵に上がれば血筋や家柄は一切関係なく、勝ち星(勝敗数)のみが番付を決定します。納谷兄弟も序ノ口・序二段・三段目・幕下と、他のすべての力士と全く同じ過酷な階段を一歩ずつ上がってきました。三男の王鵬も幕下時代には跳ね返される悔しさを経験しながら、自力で関取の座を掴み取っています。
【誤解2:父親・貴闘力との断絶が続いている?】
両親の離婚や不祥事の経緯から「絶縁状態にある」と誤解されがちですが、実際には健全な距離感での交流が保たれています。貴闘力は自身のYouTube等で「息子たちには自分の罪で苦労をかけたが、相撲を愛してくれて嬉しい」と語り、息子の相撲に対しては一人の厳しい相撲人として忖度のないアドバイスを送っています。息子たちもまた、父親への感謝とリスペクトを胸に秘めつつ、自立したプロとして土俵に立っています。