白飛びとは?原因と黒つぶれとの違い、復元限界と防止設定をプロが徹底解説

白飛びとは?原因と黒つぶれとの違い、復元限界と防止設定をプロが徹底解説

白飛びとは?原因と黒つぶれとの違い、復元限界と防止設定をプロが徹底解説についての真相を徹底解説します。

Q1:スマホで撮った写真が完全に白飛びしてしまいました。後からアプリで直す方法はありますか?
A1:一度「完全な白(RGB値255)」として保存されたJPEG画像からは、どのような画像編集アプリを使っても元の模様や色を復元することはできません。明るさを下げても濁った灰色になるだけです。唯一の対処法としては、Photoshopなどの生成AI機能やスタンプツールを用いて、別の正常な写真から空や肌のテクスチャを「上から合成・移植」する手法になります。

Q2:白飛びと「露出オーバー」は何が違うのですか?
A2:露出オーバーは「写真全体が適正な明るさよりも過剰に明るく撮れている状態」全般を指す言葉です。これに対し白飛びは、露出オーバーが極まった結果として「特定の画素が上限に達し、階調情報が完全に抜け落ちて真っ白になった物理現象」を指します。露出オーバーであっても白飛びしていなければ、後から明るさを下げるだけで完璧に元の状態へ戻すことが可能です。

Q3:ミラーレス一眼のゼブラ表示は、具体的に何パーセントに設定するのがベストですか?
A3:用途によって明確に使い分けます。景色や商品撮影で「絶対に1ピクセルも白飛びさせたくない」場合は100%(または100%超)に設定し、縞模様が出ないように露出を絞ります。一方、人物ポートレートで肌のハイライトが美しく見える上限を狙う場合は70〜80%に設定し、額や鼻筋にわずかにゼブラが現れる程度に露出を合わせるのが現場の定石です。

山田 真由
著者

山田 真由

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