パナスタ最大の特徴は、陸上トラックが存在しないサッカー専用スタジアムならではの圧倒的な視界です。タッチラインからメイン・バックスタンド最前列までの距離はわずか約7メートル、ゴール裏からも約10メートルという近さであり、選手の息遣いやボールを蹴る生々しいインパクト音、ベンチの指示までもがダイレクトに耳へ届きます。
スタンド構造は下層(ロアースタンド)と上層(アッパースタンド)の2層式で設計されており、特に上層スタンドは最大傾斜角約35度という急勾配が採用されています。これにより、上段の座席であってもピッチ全体がまるで戦術ボードを真上から見下ろすかのようにクリアに視界へ収まり、前の観客の頭でプレーが遮られるストレスがほとんどありません。
雨の日の観戦に関して多くのファンが気にするのが屋根のカバー率と濡れない席の範囲です。スタジアム全体は強固な片持ち梁の巨大屋根で覆われていますが、完全密閉型ドームではないため、風向きや降雨の強さによって状況が異なります。一般的に、下層スタンドの前方約5〜8列目付近までは風を伴う強い雨の場合に吹き込みを受ける可能性があります。下層スタンド中段以降および上層スタンド全席は基本的に雨を回避できますが、天候が不安定な日はレインコートやポンチョを持参するのが賢明な選択です。