空港内の電源利用において、多くの旅行者が抱いている代表的な「2大誤解」を是正しておく必要があります。
誤解1:カードラウンジは敷居が高く、一般人は使いにくい?
多くの人が「自分には無関係」と通り過ぎてしまうのが、国内線ターミナルに2カ所存在するカードラウンジ「ラウンジTIME」です。一般エリア1階北側にある「ラウンジTIME/ノース」と、2階南側にある「ラウンジTIME/サウス」は、各種ゴールドカードや提携クレジットカード(楽天ゴールド、エポスゴールド、三井住友、JCB、dカード GOLDなど多数)と当日の航空券を提示するだけで、完全に無料で入場できます。
この福岡空港カードラウンジの無料電源スペースは、座席ごとのACコンセント配置率が極めて高く、フリードリンク(または缶ビール1本選択可)が付帯します。「カフェで数百円払ってコンセント席を探し回るくらいなら、手持ちのクレジットカードでラウンジTIMEに入ったほうが確実で静かに作業できる」という事実は、出張慣れした層にとっては常識ですが、ライトユーザーには依然として見落とされがちな穴場ルートです。
誤解2:モバイルバッテリーのレンタルは空港内で手軽だが注意点も
「席に縛られず移動しながら充電したい」というニーズに対し、急速に普及したのがモバイルバッテリーシェアリングサービスです。福岡空港内でも主要案内所横やコンビニエンスストア(セブン-イレブン等)の前、各階のアクセス動線上にChargeSPOTの設置場所が多数用意されています。
スマートフォンアプリから数秒で借りられる手軽さは圧倒的ですが、重大な注意点があります。それは「リチウムイオンバッテリーは航空法により機内預け入れ手荷物にできない」という点です。搭乗直前にスーツケースの奥底へモバイルバッテリーを放り込んで手荷物カウンターに預けてしまうと、保安検査で引っかかり荷物の開披点検を求められます。必ず手荷物として機内に持ち込むか、搭乗直前に空港内の返却スロットへ戻す運用の徹底が求められます。