軽量鋼矢板の全真相|重鋼矢板との違いと規格寸法・最新相場を徹底解説

軽量鋼矢板の全真相|重鋼矢板との違いと規格寸法・最新相場を徹底解説

軽量鋼矢板の全真相|重鋼矢板との違いと規格寸法・最新相場を徹底解説に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

建設資材価格の高騰や労務単価の上昇、物流効率化(いわゆる2024年問題以降のトラック輸送費の上昇)が続く中、軽量鋼矢板によるトータルコストの圧縮効果は発注者・施工会社の双方にとって極めて大きなファクターとなっています。

材料調達における「購入」と「リース」の判断基準、および施工単価の相場観は以下の通りです。

1. リース価格と保有コストの比較

仮設土留め工として使用する場合、9割以上の現場で軽量鋼矢板のリースが選択されます。鋼矢板のリース料は「基本料+日数×賃料(円/kg・日または円/本・日)」で算出されます。

重鋼矢板に比べて部材単重が軽いため、1日あたりのトン単価は同等水準であっても、総重量が3分の1になることで支払リース料総額は劇的に減少します。また、返却時の曲がり矯正費や切断整備費などのメンテナンス精算リスクも、薄板である軽量矢板は扱いやすく管理しやすい特徴があります。

2. 運搬費および重機損料の大幅削減

10トントラック1台で運べる本数は、重鋼矢板(SP-III型 6m)が約35本程度であるのに対し、軽量鋼矢板(LSP-2型 6m)であれば約90〜100本積載可能です。運搬台数を半分以下に削減できるため、運賃高騰の影響を最小限に抑えられます。さらに、0.45m³級の汎用油圧ショベル1台で打設・引き抜きまで完結できる現場では、大型クレーンチャーター費(1日あたり10万〜20万円超)を丸ごとカットできます。

3. 材工共単価相場の目安

設計積算における「軽量鋼矢板仮設工(材工共・損料またはリース)」の平米(m²)あたり単価は、地盤条件や施工数量によって変動するものの、概ね1m²あたり6,500円〜11,000円前後が相場レンジとなります。重鋼矢板工法(1m²あたり15,000円〜25,000円前後)と比較すると、約40〜50%のコストセーブが期待できます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。