ラ・ムー東大阪店の店舗出入口付近に陣取るテイクアウト専門店「PAKU-PAKU(パクパク)」は、買い物客のほぼ全員が足を止める名物スポットです。券売機で販売されているメニューは、たこ焼き1パック(6個入り)が100円(税込)、ソフトクリームも1個100円、焼き芋やクロワッサンサンドといった季節商品もすべて100円台という破格の統一価格が敷かれています。
「100円だから具材はスカスカなのではないか」と勘繰る人も少なくありませんが、実際に口に運ぶと外はカリッと香ばしく、中はトロリとした本格的な関西風の出汁生地。中にはしっかりと存在感のあるタコ片が入っており、付属の甘口ソースとかつお節が食欲を刺激します(※マヨネーズは券売機で1個10円の別売り設定)。原価高騰が叫ばれる2026年においてもこの仕様を維持している企業努力には、専門家も舌を巻くレベルです。
ただし、利用にあたって最大のハードルとなるのが焼き上がり待ちの混雑状況です。土日祝日の11時から15時、あるいは平日夕方のピーク時には、券売機前に行列ができ、発券後に「現在30分〜50分待ち」の案内板が掲示されるケースが日常茶飯事となっています。現場の常連客は、「入店直後にまずPAKU-PAKUの食券を購入して番号札を受け取り、店内で買い物を済ませてレジを通ったあとに焼き立てを受け取る」という導線を徹底しています。いきなり帰りがけに買おうとすると大幅な足止めを食らうため、事前のスケジューリングが不可欠です。