ネット上の掲示板やSNS、知恵袋には「にごり湯を入れていたら1年で追いだきできなくなった」「バブを入れた瞬間に追いだきを押して異音がした」といった生々しいトラブル事例が散見されます。一方で、「メーカー推奨品を守っていれば10年以上トラブルゼロ」という声も多く、正しい知識の有無が運命を分けています。
給湯器の保守点検を行うサービスマンの証言によると、修理依頼で配管をマイクロスコープ点検した際、禁止されているにごり湯パウダーが配管エルボ(曲がり角)部分に白く固着しているケースが頻発しているといいます。特に「溶け残り」がある状態で追いだきポンプが作動すると、粒子のまま吸い込まれて循環ポンプのインペラ(羽根車)を摩耗させるトラブルに直結します。
また、粉末タイプのバスロマンや顆粒のきき湯を使用する際も、完全に撹拌して底に粒子が残っていない状態を確認してから追いだきボタンを押すという基本ルールが守られていないケースが目立ちます。給湯設備は「完全溶解」を前提とした流体制御を行っているという認識を持つことが肝要です。