数あるSF映画の中でも、『ターミネーター2』が半世紀近くにわたり特別な地位を保ち続けている理由は、圧倒的な特撮技術やアクションシーンだけにあるのではない。極限状態における人間の選択、技術の進歩と倫理の格闘という、時代を超えたテーマが肉太に描かれているからだ。そしてその核心を担っていたのが、ほかでもないマイルズ・ダイソンの葛藤であった。
映画産業全体に与えたインパクトも計り知れない。特撮技術とドラマ性の融合、そして時代の最前線を行くテクノロジーへの警鐘。現在、私たちが手にするスマートデバイスや人工知能の背後には、常に「スカイネットの影」がちらついている。科学技術の進歩は止まらない。しかし、その手綱を握るのは常に人間でなければならない。ダイソンが最後に見せたあの覚悟は、AIと共生する未来を迎えた現代の私たちに対する、最も切実なメッセージなのかもしれない。 (出典: ターミネーター 2 ダイソン(Yahoo!ニュース))
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