Q1:大腸がんはステージ4からでも本当に仕事へ復帰できるのですか?
A1:十分に可能です。鳥越俊太郎氏のように転移巣の切除と薬物治療を継続しながら第一線で活動している著名人は複数存在します。分子標的薬や免疫療法の発展により、進行がんを「治癒は難しくても長くコントロールできる慢性疾患」として捉え、治療を受けながら仕事を両立させる患者が着実に増えています。
Q2:芸能人の闘病ブログでよく目にするストーマ(人工肛門)は一生外せないのですか?
A2:永久ストーマと一時的ストーマの2種類があります。桑野信義氏のケースのように、直腸の病巣を切除して腸管同士を縫合した際、吻合部が安全に治癒するまでの数か月間だけ一時的にストーマを造設し、組織の回復を待ってから閉鎖手術を行って元の排便経路に戻す治療法が一般的になっています。
Q3:若年性大腸がんは通常の大腸がんと何が違うのでしょうか?
A3:40歳未満で発症する大腸がんを指し、自覚症状が出にくく「若いからがんのはずがない」という思い込みから発見が遅れ、発見時には進行しているリスクが高い傾向があります。また、遺伝性大腸がん(家族性大腸腺腫症やリンチ症候群)が関与している割合が高いため、血縁者に消化器系のがん罹患者が多い場合は20代〜30代であっても積極的な検査が推奨されます。