Q1:レモン果汁1個分(約20mg)だけでは、1日の推奨量100mgに全く足りないのでしょうか?
A1:果汁1個分だけで推奨量を達成するのは困難です。しかし、食事全体(緑黄色野菜、じゃがいも、他の果物など)から日常的に摂取しているビタミンCと組み合わせる「ブースター」として捉えれば十分な価値があります。サラダのドレッシングや焼き魚のトッピングとして日常的に1個分を取り入れることで、不足しがちな20〜30mgを底上げする役割を果たします。
Q2:ポッカレモンなどの市販の濃縮還元レモン果汁でもビタミンCは摂れますか?
A2:摂取可能です。市販の100%レモン果汁製品にも、大さじ1杯(15ml)あたり約4〜6mgのビタミンCが含まれています。ただし、製造過程での加熱殺菌や濃縮還元の工程、保存期間によって生のレモンに比べるとビタミンCはやや減少しています。一方でクエン酸の含有量は非常に安定しているため、疲労回復や減塩対策(酸味で塩分を補う)目的であれば極めて利便性の高い選択肢です。
Q3:温かい紅茶や白湯にレモンを入れるとビタミンCは全滅しますか?
A3:全滅することはありません。ビタミンC(アスコルビン酸)は酸性環境下では熱に対する耐性が高まるため、沸騰し続ける鍋で何時間も煮込まない限り、80〜90℃程度の白湯や紅茶にレモンを搾って数分で飲む程度なら、85%以上のビタミンCがそのまま残存します。安心してお湯割りやホットレモンをお楽しみください。
Q4:レモンを冷凍保存するとビタミンCは壊れてしまいますか?
A4:冷凍保存によるビタミンCの損失はごくわずかです。丸ごとラップに包んで冷凍、またはくし形に切って密閉袋で冷凍することで、細胞壁が適度に破壊され、解凍時や加熱調理時に果汁やすりおろした皮の成分が抽出しやすくなるメリットもあります。無農薬レモンが手に入った際は、新鮮なうちに丸ごと冷凍保存するのが推奨されます。