関西地方は古くから出汁文化が根付くうどんの本場であり、消費者の舌は極めて肥えている。その激戦区で、本場仕込みの讃岐うどんを提供するセルフうどん業態が支持を集める理由はどこにあるのか。
それは「早さ」「旨さ」「明朗会計」の三拍子が、関西人の合理的な気質に合致したからに他ならない。お盆を滑らせながら好みの天ぷらを取り、目の前で茹で上がるうどんを受け取るライブ感。澄んだ黄金色の鰹・昆布出汁が、讃岐特有の剛麺に見事に絡む。日常のランチタイムにストレスなくサッと食べられる手軽さが、ビジネスパーソンからシニア層まで幅広い世代の胃袋を掴んでいる。