端末が起動しなくなった際、焦って何度も電源ボタンを連打するのは逆効果です。まずは何が起きているのか、本体の状態を冷静に見極める必要があります。動作停止を引き起こす主な引き金は、大きく分けて次の4パターンです。
第1に「OSやアプリの一時的なクラッシュ(フリーズ)」です。バックグラウンドで高負荷な処理が重なったり、OSの更新直後にメモリの競合が起きたりすると、端末は起動状態のまま画面出力を停止し、外見上は電源が落ちたように見えることがあります。
第2に「バッテリーの完全放電と給電系のトラブル」です。残量が0%になった状態で放置されたり、充電ケーブルの断線やポートの埃詰まりによって給電が途絶えていたりすると、起動に必要な最低限の電力を確保できません。
第3に「ディスプレイパネルのみの単体破損」です。内部の基板やOSは正常に動作しているものの、落下などの衝撃で有機ELや液晶の配線が断線し、画面表示だけが消失している状態を指します。
第4に「マザーボード(基板)のチップ破損や重度な水没」です。内部回路のショートや経年劣化によるチップ浮きが発生している場合、ユーザー自身による復旧は難しく、ハードウェア修理が必須となります。