現地での取材および鎌倉花火大会のネットの反応・口コミを精査すると、美しさに感動する声と同時に、想像を絶する帰宅時の過酷さを訴える声が多数確認されています。
SNSやコミュニティの生の声では、「水中花火が海からせり上がってくる瞬間は鳥肌が立った」「海風が心地よく、都心の花火大会より情緒がある」という絶賛が並ぶ一方で、鎌倉花火大会の混雑状況に関しては以下のような悲鳴に近いレポートが散見されます。
「花火終了の合図とともに全員が一斉に鎌倉駅へ向かい、道路が人間で埋め尽くされた」「由比ヶ浜から鎌倉駅までの通常徒歩15分の道が、牛歩状態で1時間以上かかった」「江ノ電の由比ヶ浜駅や和田塚駅は改札規制で入場すらできず、結局JR鎌倉駅まで歩く羽目になった」という現場証言は枚挙にいとまがありません。
特に危険なのは、海岸から駅へと続く細い路地に群衆が集中するボトルネック現象です。現地取材でも、浴衣姿で下駄が壊れたり、ベビーカーが身動きを取れなくなったりする姿が毎年のように目撃されています。「花火が終わってから駅のホームに入るまで2時間かかった」という事態は決して誇張ではない現実です。