下処理を終えた鬼柚子は、驚くほど多様な料理に変身します。大手レシピサイトやSNSの料理愛好家の間で圧倒的な支持を集める鬼柚子レシピ人気上位の作り方を、失敗しない分量比率とともに紹介します。
堂々の人気第1位は、しっとりとしたグミのような弾力と結晶化した砂糖の食感がたまらない鬼柚子ピール作り方です。下処理を済ませて水気をしっかり絞った皮(1個分・約500g)に対し、グラニュー糖を皮の重量の60〜70%用意します。鍋に皮と砂糖の半量、ひたひたの水を加えて中火にかけ、水分が減ってきたら残りの砂糖を加えて弱火で煮詰めます。汁気が完全に飛び、皮が透き通るまで煮詰めたら、オーブンシートの上に並べて半日〜1日ほど自然乾燥させます。表面がわずかに乾いたところでグラニュー糖をまぶせば、高級洋菓子店顔負けのピールが完成します。
第2位は、トーストやヨーグルト、肉料理のソースにも使える鬼柚子マーマレード作り方です。細かくスライスした下茹で済みの皮に、細かくほぐした果肉と砂糖(皮と果肉の総重量の50〜60%)を合わせます。鬼柚子自体に豊富なペクチンが含まれているため、添加物を一切使わなくてもとろみが自然につきます。強火で一気に沸騰させた後、弱火でアクを取りながら透明感が出るまで20〜30分煮詰めるだけで、黄金色に輝くマーマレードが仕上がります。
そして第3位は、和菓子の趣をそのまま味わえる鬼柚子甘露煮簡単レシピです。皮とワタを乱切りや一口大の角切りにし、砂糖と同量のみりん、少量の醤油を隠し味に加えて落とし蓋をし、コトコトと煮汁が照り状になるまで煮含めます。冷める過程で味がワタの芯まで染み込み、熱い緑茶請けとして冬場にこれ以上の贅沢はありません。