JAL社内やプロモーション用として当時制作されたのが、おなじみの初代鶴丸マークをあしらったコンコルドの鶴丸塗装デスクトップ模型でした。当時のパンフレットや広報資料にもその勇姿が描かれ、未来の国際線主力機として大々的にアピールされていました。
JALが描いていた最大の青写真は、長距離国際線の劇的な飛行時間短縮です。当時、南回りルートやアンカレジ経由の北回りルートで約14時間から16時間以上を要していた東京―パリ間の飛行時間が、コンコルドの巡航速度マッハ2.04(時速約2,160km)をもってすれば、給油寄港を含めても約6時間から7時間台へと大幅に半減する計算でした。
まさに世界を「日帰り圏内」へと縮める夢のプロジェクトであり、ビジネスエリートや富裕層に向けた究極のプレミアムフライトとして大きな期待が寄せられていました。