とうもろこしの甘みは主としてショ糖、ブドウ糖、果糖で構成されています。収穫直後は糖度16〜18度を超えるものも珍しくありませんが、室温(25度)に1日置くだけで呼吸によって糖分が消費され、糖度は約半分まで急落します。この鮮度ロスを食い止めるため、保存形態ごとにどのような違いが出るのかを比較データにまとめました。
農林水産関連の食品成分データや調理科学の知見に基づくと、とうもろこしの主要な機能性成分であるゼアキサンチンやルテイン(抗酸化作用を持つ色素成分)、ビタミンB1・B2、食物繊維は、急速に低温休眠させることで90%以上維持されることが分かっています。スイートコーンの栄養と鮮度維持を両立させるカギは、購入した当日に冷蔵庫へ放置せず、直ちに適切な冷凍工程へ移す初動のスピードにあります。