「まずは安価に試してみたい」という層に向けて、100円ショップのラインナップも進化を遂げています。カットできるバターケースのダイソーや100均製品は、SNSでもたびたび話題に上る注目アイテムです。
ダイソーで展開されている200円〜300円ラインの製品は、上から押し込むタイプではなく、L字型のガイドに沿って専用カッターを上から差し込むスライダー式や、1回ごとに10g程度を切り落とすガイド付きケースが主流です。金属ワイヤーを一括で押し込むタイプはコスト構造上少ないものの、プラスチック製の仕切りカッターをあらかじめセットしておくタイプなど、工夫を凝らしたアイテムが登場しています。
ただし、100均アイテムはケース自体の密閉性が低く、フタが単に乗せるだけの構造になっているものが散見されます。バターは油脂分が多く周囲のにおいを吸着しやすいため、長期間保管すると冷蔵庫内のにおい移りや表面の酸化・乾燥による変色が起きやすい点には注意が必要です。頻繁にバターを消費する家庭のお試し用としては優秀ですが、風味を損なわずに長期保存したい場合は、シリコンパッキン付きの専門メーカー品に軍配が上がります。