難関女子中高一貫校の入試問題には、共通する高次元の要求が存在する。それは「スピード」と「思考の正確性」の高度な両立だ。
国語では、長大な本文を素早く読み解く読解力に加え、筆者の意図や登場人物の心情の変化を限られた文字数で簡潔にまとめる記述力が重視される。時間をかければ書ける記述ではなく、制限時間内で要点を的確に射抜く技術が要求される。
算数や理科においても、複雑な条件整理や図形問題、計算力の速さと正確性が求められる。途中の思考プロセスを論理的に整理して答える問題も多く、日頃から「なぜその式になるのか」を言語化するトレーニングが欠かせない。