イオン式の覚え方は丸暗記不要!周期表の法則と語呂合わせ完全攻略の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
「イオン式の覚え方に悩んでいるが、暗記量が多すぎて追いつかない」という声は非常に多い。だが実は、1種類の原子からなる単原子イオンの価数は、周期表の「族(縦の列)」を見るだけで自動的に決まる。
周期表の族最外殻電子数イオン化の挙動生じるイオン(価数)代表例1族(アルカリ金属等)1個電子を1個捨てる1価の陽イオン(+)$\text{H}^+$, $\text{Li}^+$, $\text{Na}^+$, $\text{K}^+$2族(アルカリ土類金属等)2個電子を2個捨てる2価の陽イオン(2+)$\text{Mg}^{2+}$, $\text{Ca}^{2+}$, $\text{Ba}^{2+}$13族3個電子を3個捨てる3価の陽イオン(3+)$\text{Al}^{3+}$16族6個電子を2個もらう2価の陰イオン(2-)$\text{O}^{2-}$(酸化物), $\text{S}^{2-}$(硫化物)17族(ハロゲン)7個電子を1個もらう1価の陰イオン(-)$\text{F}^-$, $\text{Cl}^-$, $\text{Br}^-$, $\text{I}^-$
このように、周期表とイオンの価数は完全に連動している。例えばナトリウム($\text{Na}$)は1族だから電子を1個捨てて $\text{Na}^+$ になり、塩素($\text{Cl}$)は17族だから電子を1個もらって $\text{Cl}^-$ になる。
これさえ知っていれば、周期表の上位20番目までの元素記号を言えるだけで、主要な単原子イオンの式を自力で再現できるようになるのだ。