国会議事堂における撮影可否の境界線は、「敷地外からの外観撮影」と「敷地内・館内の一般見学(参観)」で決定的に分かれます。外観については公道や公園など敷地外からの撮影が原則として自由である一方、内部については国家最高機関ならではの厳格な管理下に置かれています。
衆議院および参議院が実施している無料の一般見学ツアーにおいて、館内でのカメラ・スマートフォンの取り扱いは厳重にコントロールされています。見学コースに含まれる国会議事堂 本会議場 写真の撮影や、歴代の偉人像が佇む国会議事堂 中央広間 写真、天皇陛下をお迎えする国会議事堂 御休所 写真の撮影可否については、参観者の間でしばしば混乱が見られます。
参議院の一般見学では、現在も館内移動中の撮影は原則禁止とされており、見学者が立ち止まって無秩序にシャッターを切ることは安全管理上認められていません。一方、衆議院の見学では、時期や特定の見学プログラムによって本会議場の傍聴席付近など限定された定点でのみ撮影が例外的に許可されるケースがあるものの、衛視(えいし:議院の秩序保持を担う職員)の指示に従うことが絶対条件です。移動中の歩行撮影や自撮り棒(セルフィースティック)の使用は、他の参観者への接触事故防止のため全域で固く禁じられています。
見学ツアーの終盤に案内される「議事堂正面の前庭(敷地内)」に到達して初めて、正面ファサードを背景にした記念撮影が公式に許可される流れが一般的です。この敷地内正面エリアこそが、館内ツアーにおける最大の国会議事堂 見学 撮影スポットとなります。