幸せの絶頂にあった二人の歯車を狂わせたのは、結婚からわずか半年後に起きた突発的なトラブルでした。2004年12月30日、東京都世田谷区の路上で、柏原さんが車を運転中に狭い道路を塞いで洗車していた一般男性と口論になり、相手の額を殴打してしまう傷害事件が発生したのです。
この事件は世間に大きな衝撃を与えました。柏原さんは2005年1月6日に丸刈り姿で緊急謝罪会見を開き、深々と頭を下げて芸能活動の無期限休止を発表。当時出演が決まっていたスペシャルドラマの降板やCMの放送中止など、多大な社会的制裁を受けることになりました。
事件後、柏原さんは深い自責の念から引きこもりがちになり、精神的なプレッシャーを抱え込みます。一方の畑野さんも、夫を支えようと苦悩するなかでメディアの過熱取材や周囲の重圧に晒されることとなりました。報道各社や関係者の証言によると、柏原さんは「自分の起こした不祥事に妻を巻き込みたくない」「一人で責任を受け止めたい」という思いを強め、夫婦関係に決定的な亀裂が入っていきました。
結果として2005年9月には別居へと突入。話し合いの末、修復は不可能と判断され、2006年2月25日に正式な離婚が発表されました。結婚生活はわずか1年8ヶ月。二人の間に子供はいませんでした。