ファンから「かわいい」と絶賛され、女性人気の高い宇良関がなぜ現在も独身のままなのか。その根底には、これまでの壮絶な競技人生と徹底した自己管理が存在します。
宇良関のキャリアを語る上で外せないのが、両膝の大怪我(右膝および左膝の前十字靭帯断裂)です。幕内上位まで駆け上がりながら度重なる手術と長期休場を余儀なくされ、一時は番付を序二段まで大きく落としました。関取の地位から転落し、無給の幕下以下で過酷なリハビリを耐え抜いた経験は、自身の相撲観や人生観を大きく変える契機となりました。
奇跡の再入幕を果たして以降、宇良関の日々の生活は「怪我の再発防止」と「相撲パフォーマンスの維持」に完全に捧げられています。食事の栄養管理から睡眠時間の確保、入念なストレッチや身体のメンテナンスに至るまで、24時間をアスリートとしてのコンディショニングに費やす生活リズムを確立しています。自身の手記やインタビューでも「一日一日、目の前の一番を無事に終えることだけで頭がいっぱい」と語っており、今は恋愛や家庭を持つことよりも、極限まで相撲に向き合う生活を最優先にしていることが独身を続ける最大の要因と言えます。