司馬光が19年捧げた『資治通鑑』の真実!王安石との対立と帝王学

司馬光が19年捧げた『資治通鑑』の真実!王安石との対立と帝王学

司馬光が19年捧げた『資治通鑑』の真実!王安石との対立と帝王学にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

『資治通鑑』というタイトルは、「治を資(たす)くるに通ずる鑑(政治を助けるための普遍的な手本)」を意味します。その中に散りばめられた洞察は、組織マネジメントや人材採用に悩む現代のビジネスリーダーにも深い示唆を与えてくれます。

特に有名なのが、人材の登用基準について論じた「才と徳のバランス」に関する一節です。

司馬光は人間を4つのタイプに分類しました。徳も才も兼ね備えた者を「聖人」、徳も才もない者を「愚人」、徳が才に勝る者を「君子」、才が徳に勝る者を「小人」と定義。その上で、「才ばかりあって徳のない小人を重用することこそが、国家や組織を破滅に導く最大の要因である」と断じています。能力が高くても倫理観を欠いたリーダーを据えれば、その才知が悪事に使われ、組織に致命傷をもたらすという警告は、現代の企業不祥事を見事に予見しているかのようです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。