アズムンのキャリアは、アジアのストライカーとしては極めて異例かつエリートな軌跡を描いてきました。イラン国内のセパハン下部組織で頭角を現すと、母国のトップリーグを経由することなく17歳でロシアの名門ルビン・カザンへ移籍。若くして欧州の舞台へ飛び込みました。
その後、FCロストフ時代にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でバイエルン・ミュンヘンやアトレティコ・マドリードといったメガクラブからゴールを奪い、一躍世界中から注目を集める存在へと飛躍します。2019年に加入したゼニト・サンクトペテルブルクでは、在籍期間中にロシア・プレミアリーグ得点王(2019-20シーズン、17得点)を獲得し、リーグ最優秀選手にも選出。4連覇に貢献するなど、ロシアサッカー界の顔として一時代を築き上げました。