志村さんが三鷹に構えていた自宅は、まさに日本を代表するトップスターにふさわしい贅を尽くした豪邸でした。三鷹市牟礼の閑静な高級住宅街に位置し、敷地面積は約100坪、延床面積は300平方メートル超。土地建物を合わせた当時の推定資産価値は約4億円に達していました。
間取りは複数の広大なリビングに加え、コントのアイデアを練るための専用書斎、巨大スクリーンを備えた防音シアタールーム、本格的なトレーニングルーム、さらには志村さんが何よりも大切にしていた愛犬たち(ゴールデンレトリバーなど)が自由に走り回れるプライベートガーデンが完備されていました。深夜まで仕事仲間や後輩芸人と酒を酌み交わす「志村サロン」としての機能も兼ね備えていたといいます。
さらに世間の注目を集めたのが、地下ガレージに収められていた高級外車の数々です。中でも象徴的だったのが英国製最高級サルーン「ロールスロイス・ファントム」(新車価格5,000万円超)やメルセデス・ベンツ、キャデラックなどのコレクションでした。志村さんの逝去後、ロールスロイスは公私ともに志村さんを深く慕っていたお笑いコンビ・千鳥の大悟さんが約500万円で引き取ったことが広く知られています。師匠の形見を後輩が受け継ぐというエピソードは、多くのファンの胸を打ちました。