筑穂野球場のフィールドは、内野が土(クレー)、外野が天然芝または整備された真砂土グラウンドで構成されています。内野の土は適度な粘り気があり、イレギュラーバウンドが起きにくい丁寧な転圧管理がなされています。一方で、雨天直後や長雨の翌日はマウンド周辺やバッターボックスに水分が残りやすいため、現地のグラウンドコンディション確認が試合成立の鍵を握ります。
両翼中堅広さは、両翼がおよそ90mから92m、中堅がおよそ115mから120mという実測値規模です。現代のプロ規格や甲子園球場のような広大なスペースではないものの、軟式一般野球(草野球)や中学軟式、少年硬式(ボーイズ・シニア)の練習試合には極めてバランスの良い設計となっています。外野フェンスの高さも適度に保たれており、打者が鋭い打球を放った際のホームラン判定も明瞭です。
注意を要するのがナイター設備の運用制限です。一部のグラウンドには照明灯が併設されているものの、本格的なナイトゲーム(日没後の完全暗転下での公式戦)に必要な照度を満たしているか、あるいは日没前後の薄暮練習を補助する目的の照明なのかによって運用が異なります。2026年現在の安全基準に照らし合わせても、硬式球を使用するプレーでは薄暮時の視認性低下による死球や打球見失い事故が懸念されます。夕方枠でグラウンドを抑える場合は、何時まで実戦形式が可能かを事前に施設管理者へ確認しておく姿勢が不可欠です。