那須川天心選手の出身地は千葉県松戸市です。1998年8月18日に誕生した彼は、幼少期から活発で負けず嫌いな性格として地元でも知られていました。
格闘技との出会いは5歳の時。内気で礼儀作法を身につけさせたいと考えた父・那須川弘幸氏の勧めにより、極真空手の道場へ入門したことがすべての始まりでした。当初は練習の厳しさに涙を流すこともあったと自著やインタビューで語られていますが、父親の徹底したマンツーマン指導のもとで頭角を現し、小学校5年生の時には極真空手ジュニア世界大会で優勝を果たします。
その後、打撃の幅を広げるためにキックボクシングへ転向。自宅の庭や駐車場スペースを改装した手作りのトレーニング場で、日々何千発ものミット打ちを重ねました。この松戸市のアットホームかつストイックな練習環境こそが、後に世界を震撼させる「神童」の揺るぎない土台となったのです。