国民生活に直接的な影響を与え、「進次郎嫌い」を決定的なものにした象徴的政策が、レジ袋有料化(2020年7月施行)です。コンビニやスーパーで1枚あたり3円〜5円の負担を強いられるようになったこの制度は、消費者に日常的なストレスと手間の増大をもたらしました。
制度設計自体は前任大臣の時代から進められていた環境省・経産省の既定路線であったものの、就任直後の小泉氏が「プラスチックごみ削減に向けた第一歩」「国民の意識改革のきっかけにしたい」と大々的にアピールしたことで、すべての批判の矛先が彼個人へと集中することになりました。以下の比較データは、レジ袋有料化をめぐる数値と世論の受け止めを客観的に整理したものです。
レジ袋有料化は、数値的なプラごみ削減効果こそ限定的であったものの、「意識改革」という観点では劇的な変化をもたらしました。しかし、デフレと物価高に苦しむ一般庶民から見れば、「本丸である企業の大量生産・大量廃棄には踏み込まず、弱者である一般消費者のわずかな利便性を奪った」という不信感を生み、これが「小泉進次郎=生活者の敵」という極論にまで増幅されてしまったのが実態です。