『ラヴ上等』の放送初期から現在に至るまで、視聴者の受け止め方はどのように変化していったのでしょうか。SNS、ネット掲示板、レビューサイトに寄せられた膨大な書き込みを精査すると、番組に対する熱狂が疑念へと変わる明確な変遷が確認できます。
初期の熱狂期においては、「ヤンキーたちの不器用な優しさに号泣した」「下手な恋愛ドラマよりずっとリアルで刺さる」といった好意的な意見が全体の7割以上を占めていました。荒削りな言葉遣いの裏にある純粋さというギャップが、Z世代を中心とする視聴者に強烈なカタルシスを提供していたのです。
風向きが完全に変わったのは、中盤の暴力未遂騒動と、それに続くあまりに不自然な仲直りシーンでした。
「あんなに本気で殴りかかろうとしていた奴らが、翌日の朝食で肩を組んで笑っているのはどう考えても不自然」
「カットの繋ぎ目が不自然すぎて、スタッフの声が小さく入っている箇所を見つけた」
こうした鋭い指摘が動画付きで拡散されると、考察班による検証合戦が過熱。「リアルな人間ドラマ」を信じていた層が一気にアンチ化し、「視聴者をバカにしている」「最初から売名目的の茶番劇」といった批判レビューが溢れ返る結果となりました。