メニュー表を開くと、誰もが思わずフッと口元を緩めてしまう。「初代 家康」「五代 綱吉」「八代 吉宗」——徳川幕府の歴代将軍の名がズラリと並んでいるのだ。豚肉が入った定番の「家康」から、海鮮や餅が贅沢に盛り込まれた「吉宗」まで、具材の組み合わせによって将軍の名が割り当てられている。
「今日はどの将軍にする?」という会話自体が、注文時の名物となっている。このユニークなネーミングセンスは、単なる語呂合わせではない。歴史好きの心をくすぐる遊び心と、注文時のコミュニケーションを滑らかにする知恵が同居しているのだ。