ネット上の掲示板やSNSで囁かれる「北習志野に住む際のデメリット」について、事実関係を整理して検証します。
最も多く指摘されるのが東葉高速鉄道の運賃設定です。建設費の償還が続いている関係上、初乗り運賃から高めに設定されており、北習志野駅から大手町駅までの片道運賃(IC運賃)は東西線直通で700円台後半に達します。この点について、会社員で通勤定期代が全額支給される場合は自己負担が生じないため大きな問題になりませんが、休日に自費で都心へ頻繁に出かける方や、学生の通学定期代を負担する世帯にとっては家計への影響を考慮する必要があります。
もう一つの誤解として「高根台団地を中心とした古い団地街で高齢化が進んでいる」というイメージがあります。確かに昭和期に造成された大規模団地をルーツに持ちますが、都市機構(UR)による「アートヒルズ高根台」などの大規模な建替え・リノベーション事業が進展。低層住宅ゾーンと医療福祉施設、商業施設が一体となったスマートな街並みへと再整備が進み、近年では子育て世代や若い共働き夫婦の転入が顕著に増加しています。
鉄道ネットワークの再編も進行中です。新京成電鉄が京成電鉄に統合されたことで、グループ全体の路線網を活用した利便性向上やサービス統一が図られており、今後のダイヤ改正やインフラ更新による地域価値の向上が期待されています。