カスタネットの正しい持ち方とは?赤青の上下ルールや叩き方の真相

カスタネットの正しい持ち方とは?赤青の上下ルールや叩き方の真相

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多くの大人が抱く「赤と青、どちらを上にして構えるべきか」という疑問。文部科学省の指導要領に準拠した音楽教科書や主要楽器メーカーの製品仕様において、「青が上、赤が下」が普遍的な基本ルールとして確立されています。

この上下配置が定められているのには、明確な構造上の理由が存在します。下側の赤い木片を手のひら(親指の付け根付近)にしっかりと乗せて土台として固定し、上側の青い木片を開閉させて音を鳴らす設計になっているためです。もし赤を上にしてしまうと、視覚的な基準が狂うだけでなく、後述する教育現場での一斉指導において教員が運指の乱れを瞬時に判別できなくなります。

次に議論が分かれがちな「ゴム紐をかける指」ですが、真相は「左手の中指」です。親指や人差し指にかけて演奏しているケースが散見されますが、これは明らかな誤解です。中指の第2関節あたりにゴムを通すことで、左右の人差し指と薬指が自然に赤い木片の両サイドに添えられ、激しいリズムを刻んでもカスタネット本体がブレずに安定します。

そして「右手と左手どちらの手で持つか」という問題については、右利きの場合は「左手で保持し、右手で叩く」のが基本形です。左手はカスタネットを乗せる台座の役割に徹し、器用な利き手である右手(人差し指と中指を揃えた指先、あるいは手のひら)で上蓋である青い木片を軽やかにヒットします。左利きの子どもの場合、無理に右利きへ矯正する必要はなく、右手で保持して左手で叩く構えをとっても音楽教育上は何ら問題ありません。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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