青物横丁そば切りうちばの魅力解剖!本格十割蕎麦と人気の真価

青物横丁そば切りうちばの魅力解剖!本格十割蕎麦と人気の真価

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都内の蕎麦シーンにおいて、そば切り うちば 青物横丁の存在感は突出しています。一般的な立ち食い蕎麦・大衆蕎麦チェーンでは、小麦粉の比率が5割から8割を占める逆転配合の蕎麦が主流ですが、当店が提供するのは小麦粉などのつなぎを一切使わない正真正銘の十割蕎麦です。通常、名店と呼ばれる手打ち蕎麦屋で十割を食せば、せいろ1枚で1,200円から1,500円を超えることも珍しくありません。しかし、同店はワンコインから数百円台を軸とした日常価格でこれを提供しています。

その品質を根底で支えているのが、店内に導入された専用の高圧押し出し式製麺機です。蕎麦粉は熱に弱く、製麺から時間が経つほど急激に風味が失われます。うちばでは注文が入るごとに蕎麦玉を機械にセットし、強い圧力をかけて直接茹で釜へと押し出します。打ち立て・茹でたて・冷水で一気に締めたての「三立て」を瞬時に完結させることで、十割特有の豊かな穀物香と、角がしっかりと立った力強い喉越しを実現しています。

さらに、出汁にも一切の妥協がありません。毎朝丁寧に引かれるつゆは、本枯節や宗田節を惜しみなく使用した重厚な旨味が特徴で、濃口醤油のかえしがキリッと効いた正統派の関東風仕立てです。立ち食いスタイルを軸としたカジュアルな店構えでありながら、提供される一杯は専門店の一線級。この極めて大きな期待値のギャップこそが、連日途切れない行列を生み出す最大の要因です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。