個別のセル範囲を指定するのではなく、ワークシートに存在するすべての「0」をまとめて非表示にしたい場合は、Excelの基本オプションである「詳細設定」を切り替えるのが最短です。
設定手順は極めてシンプルです。
- 画面左上の「ファイル」タブをクリックし、左下メニューの「オプション」を選択。
- Excelのオプションダイアログで「詳細設定」を開く。
- 下にスクロールし、「次のシートで作業するときの表示設定」グループを見つける。
- 対象のシートが選択されていることを確認し、「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックボックスを外す。
- 「OK」をクリックして設定を保存する。
この操作を行うだけで、該当シート内のすべての「0」が一括で非表示化されます。ただし、この機能には実務上の注意点が存在します。
注意点:設定は「ブック全体」ではなく「指定したワークシート単位」で保持されます。新規シートを追加した場合は再度チェックを外す必要があるほか、ファイルを共有した相手の環境でもシート設定として引き継がれます。そのため、「特定の一部のセルだけは明示的に0を表示させておきたい」という混在レイアウトには対応できません。細かな制御が必要な場合は、前述の表示形式を利用するのが鉄則です。