1944年11月生まれの松平定知氏は、2026年現在で81歳を迎えました。80代の大台に入った現在も健康状態は極めて良好で、持ち前のダンディな佇まいと深みのあるバリトンボイスを保ち続けています。
地上波のレギュラー番組こそ一線を退いているものの、完全引退したわけではありません。歴史ドキュメンタリー番組の特別ナレーション、オーディオブックの朗読、さらには全国各地で開催される文化講演会に登壇するなど、声のスペシャリストとしての活動を第一線で継続しています。
現場の関係者によると、日頃の発声トレーニングや体調管理を徹底しており、壇上に上がれば往年の『その時歴史が動いた』を彷彿とさせる圧倒的な声量と間(ま)の取り方で聴衆を魅了しています。年齢を重ねてさらに艶を増したその語り口は、まさに「生きた文化遺産」と称されるにふさわしい円熟味を放っています。