キャラクターのぬいぐるみを背景や風景と一緒に撮影する「ぬい撮り」文化も、帽子の流行と密接にリンクしている。お気に入りのぬいぐるみに小さなミニチュア帽子を被せ、自分自身も同じデザインのフルサイズキャップを着用して双子コーデを楽しむ写真が、毎日数千件規模で投稿されている。
「作品への愛を表現する手段として、帽子は一番顔に近い場所にあるから写真映えするんです」とSNSインフルエンサーの一人は明かす。キャラクターになりきるのではなく、作品の世界観を自分のライフスタイルの一部として取り込む。ファン一人ひとりが表現者となる時代において、帽子というプロダクトは最高の自己表現メディアとなっている。