悠仁さまの読み方と名付けの由来|お印・高野槇に秘められた皇室の願い

悠仁さまの読み方と名付けの由来|お印・高野槇に秘められた皇室の願い

悠仁さまの読み方と名付けの由来|お印・高野槇に秘められた皇室の願いに関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

秋篠宮家の長男の正確なお名前と読み方は、悠仁親王(ひさひとしんのう)です。ネット検索などで「ゆうじん」「はるひと」と誤読されるケースが散見されますが、宮内庁の公式記録における正式な仮名遣いは「ひさひと」と定められています。

悠仁さまがお生まれになったのは2006年(平成18年)9月6日。皇室において男子の誕生は、父である秋篠宮文仁親王(現・皇嗣殿下)以来、実に41年ぶりの慶事でした。生後7日目の9月12日に執り行われた「命名の儀」において、秋篠宮ご夫妻自らのお手によって「悠仁」と命名された経緯があります。

「悠仁」という漢字を解体すると、古代中国の古典に根ざした深い精神性と親の願いが見えてきます。

まず「悠」という漢字は、心を示す「心(したごころ)」の上に、細長く伸びる様子を表す「攸(ゆう)」を配した成り立ちを持っています。漢籍や辞書的な原義において「果てしなく遠い」「長久である」「ゆったりと落ち着いて動じない」といった状態を意味します。「世間の喧騒や急速な変化に流されることなく、ゆったりとした気持ちで長く実直に歩んでほしい」という親心が反映された選字です。

一方の「仁」は、儒教において最上の徳目とされる概念です。「他者を慈しみ、思いやる心」を指し、為政者や君子に最も求められる道徳的支柱を意味します。「悠」と「仁」が組み合わさることで、「ゆったりとした心を持って、長く人々に慈しみを注ぐ人物であってほしい」という、次代の皇室を担うにふさわしい崇高な祈りが込められています。

森 瞳
著者

森 瞳

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