頸動脈の正しい位置と脈の測り方|のど仏の横で探すコツと押す危険性

頸動脈の正しい位置と脈の測り方|のど仏の横で探すコツと押す危険性

頸動脈の正しい位置と脈の測り方|のど仏の横で探すコツと押す危険性の総合ガイドをお届けします。最新トレンドが詰まっています。

Q1:のど仏がはっきりしない女性や子どもの場合、どうやって位置を探せばよいですか?
A1:女性や小児は軟骨の突出が小さく、目視でのど仏を特定しにくいことがあります。その場合は、顎(あご)の先端から喉仏のありそうな喉中央へ指を下ろし、気管の硬い感触を捉えてください。そこから首の横へ指2本分スライドさせ、耳の下から鎖骨へ向かって走る胸鎖乳突筋の内側の溝を探すことで、男女・年齢を問わず確実に頸動脈を触知できます。

Q2:脈を測るとき、左右どちらの頸動脈で測るべきですか?違いはありますか?
A2:基本的には左右どちら側で測定しても脈拍数に違いはありません。ご自身の利き手で触れやすい側を選んでください(右利きなら右側の頸動脈、または喉を横切って左側)。ただし、解剖学的に右総頸動脈は腕頭動脈から、左総頸動脈は大動脈弓から直接分岐しているため、血管の深さにより左右で拍動の触れやすさに若干の差を感じる場合があります。絶対に左右同時に触れてはいけません。

Q3:スマートウォッチがある時代に、手で頸動脈の位置を覚える意味はありますか?
A3:大いにあります。ウェアラブル端末は手首の毛細血管の血流を光学センサーで検知しているため、低血圧、ショック状態、極度の冷え、不整脈の発生時には正確な数値を表示できない弱点があります。中枢動脈である頸動脈は、血圧が極度に低下した極限状態でも最後まで拍動が維持される血管です。自分や家族の真のバイタルサインを指先一つで直接確認できる技術は、デジタル時代においても代替できない最も確実な生存スキルです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。